アレルギー性皮膚疾患検査薬 パッチテストパネル®(S) 
※処方箋医薬品

スマートプラクティスは、フィンチャンバーをはじめとしたアレルギー検査パッチテストテープの正規輸入販売元です。Dr.カートハマンによるパッチテストの実施方法の動画のほか、各種製品情報をご紹介しています。

「Dr.カートハマンによるパッチテスト実施方法のご案内(英語)」

※ビデオ内で紹介されている商品には弊社で取り扱いのないものもございます。あらかじめご了承ください。

パッチテストについて

接触皮膚炎のような持続性湿疹に対する適性な診断と治療は、皮膚科医師にとって共通の克服すべき課題です。2008年時点で、アメリカ全人口の1.5%~5.4%が接触皮膚炎患者と推測されており、皮膚科医師にかかる3番目に多い来院理由と言われています。その数は2004年で920万人にのぼり、全職業性皮膚疾患の95%を占めています。

接触アレルギーテストは、医師が診断プロセスを増補するためのシンプルかつ他覚的な科学手法です。接触アレルギーテスト反応は、原因となるアレルゲンの早期特定やアレルギー性接触皮膚炎(ACD)および刺激性接触皮膚炎(ICD)診断を立証するための、極めて重要な情報です。一度正しい診断が下されると、患者はアレルゲンへの接触を避けたり、非アレルギー製品を代用するなど、適切な対応を取ることが出来ます。

刺激性接触皮膚炎の診断はアレルギー化学成分を除外することに基づいているのに対し、パッチテストはアレルギー性接触皮膚炎を診断するテスト方法です。アレルギー性接触皮膚炎を診断するパッチテスト技術は、100年以上にわたって実施されており、現在の手法は試験材料(化学品、食物など)と診断装置(チャンバー)を使用する、既に確立された原理に基づいています。パッチテストは患者の上背部の正常皮膚部位を用いて、アレルギー反応を再現させます。アレルゲンを塗布したチャンバーを患者の上背部に貼り、48時間後にはがします。72時間から96時間後に反応が出始め、はがしてから7日後に再び反応が出る場合もあります。パッチテストの診断価値は、被験物質、媒体、濃度、結果判読、患者様へのカウンセリングによって決まります。パッチテストは自宅、職場またはレクリエーション環境など日常身の回りにある物質を対象としています。

フィンチャンバーの使用方法

チャンバーの下準備

通常パッチテストには水性・含水性(ホルムアルデヒドなど)の、またはワセリン基剤に混ぜた油性(香料混合物など)の標準的な科学物質を使用します。
それぞれの患者にあわせた試験物質を使用することもできます。
たとえば、サプリメント(栄養補助食品)のアレルギーテストやアトピー体質の検査などには、
アレルゲン抽出物のグリセリン製剤(イエダニなど)や生鮮食物調製品などを使用する場合もあります。

半固形状の物質
直接チャンバーに塗布し、各チャンバーの容積の半分以上を満たしてください。
液状の物質
チャンバー内にディスク型ろ紙をセットし、試験物質でろ紙を完全に湿らせます。
職業関連および個人的な医療関連の物質
炎症や過剰な反応を予防するため、必要に応じて試験物質を希釈し、速やかに塗布してください。あとから識別できるよう、試験用シートの各チャンバーに番号を付けておくことをお勧めします。

チャンバーの貼付

試験用シートを貼付する皮膚は、清潔かつ健康で、軟膏やローション、パウダー、座癒(にきび)、炎症、傷跡、毛髪などのない、あるいはその他の試験を妨げる状態にはない部位を選びます。
患者は、リラックスした体勢で、立ったまま、あるいはイスなどに座り、上半身をやや前方に傾けます。
そして準備した試験用シートを椎骨付近の背中上部に貼り付けます。それ以外の代替的な貼付部位には、上腕の外側部分があります。
試験用シートはまず下側を接着させ、中の空気を逃がしながらゆっくりと下から上に貼っていきます。
そして各チャンバーをやさしく上から指で押さえ、試験部位全体に試験物質が均-に行きわたるようにします。
最後にスカンポールテープを手のひらでこするようにしてやさしく、しっかりと皮膚に押しつけ、確実に接着させてください。
あとから識別できるよう、各試験部位に番号を付けておくことをお勧めします。
患者は、パッチテストシートを過剰な水分や汗にさらすことを避け、シートを取り外すため48時間以内に再来院します。

チャンバーの取り外しおよび反応の読み取り

試験シートを取り外す前に、試験シートの貼付部位や各チャンバーの位置がわかるようにマーキングしておきます。
皮膚に接触していたフィンチャンバーをはがし、密閉されていたことを確認します。
(各試験部位の周囲にリング状のくぼみができている)試験用シートをはがした後20分以上たってから皮膚の反応を読み取ります。
試験テープの貼付から3~4日後に、2回目または3回目の皮膚反応検査を実施することをお勧めします。
試験反応の経過を観察することにより、単なる炎症反応とアレルギー反応とを確実に区別することができます。
また、あとからの診断のために残しておいた試験テープ片、またはあらかじめ皮膚の上にマーキングしておいた印にリーディングプレートの左上角をぴったりと合わせ、試験部位の特定にお役立てください